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11月, 2021の投稿を表示しています

お名前入れの特典は明日11月30日(火)23:59までです!

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ブックレットにお名前が入る先行予約特典の受付は明日11月30日(火)23:59までです! 個人の方は4枚、販売取り扱い店の方は10枚ご予約でお名前入ります!ボサノヴァやブラジル音楽好きなお友達へのプレゼントとしていかがでしょうか?    

セルジオと私 第4回 筒井タケオ

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 セルジオと私、第4回は本作品に参加した4人の日本人ボサノヴァ演奏家の中でセルジオと一番最初に対面、最も大きく交流された筒井タケオさんです! ----------------------------  セルジオ・アウグストさんのショウをご覧になったり、彼とお会いされた方もいらっしゃると思うので、2015年にレコーティング共演のため、アメリカのコロラド州デンバーのご自宅にお邪魔した際の1日を思い出して書いてみようと思います。  朝5時頃には奥様Vickiと共に起床(!)、ご自宅の中二階のデスクに並んだPCで奥様とそれぞれSNSやネットサーフィンをしながら談笑。ちなみにキーボードは指1本ずつ入力(笑) その後奥様は日中事務のお仕事があり、車で出勤されます。  セルジオさんは飼っている大型犬(メス)の散歩やTVのテニス観戦、そしてギター弾き語りの練習をして過ごされていました。僕に合わせてお休みされていましたが、普段は地元のテニスクラブにもよく行かれていたそうです。  ワンちゃんの名前はZuzi(ズーズィ)というのですが、セルジオさんが呼ぶと何故か「ジョージ!」としか聞こえない(名前が2つあったのでしょうか?)笑 世話が大変なので、ペットを飼うつもりはなかったそうですが、近くに住む娘さんご家族の勧めで一緒に暮らすことになったそうです。セルジオさんのいない現在は、奥様を隣で癒しているのかもしれませんね...  レコーディング以外にも僕と一緒に曲を作ったり、日本の唱歌を覚えたり、散歩しながら日本でショウをやる夢を語ったりしました(2015年の春頃でまだ初来日前)。彼の友人たち:エリス・レジーナさんやカルロス・リラさんから、日本ではボサノバが人気があり、熱心に聴いてくださるファンの方が多い、と聞いていたそうです。  余談ですが、セルジオ家では一時期エリス・レジーナさんの息子さんを預かっていたそうです。 (ジョアン・マルセロ:ホナウド・ボスコリとの間の子供) 彼女ともそれくらい仲が良かったのですね、今頃天国で会えたでしょうか?「エリス&セルジオ」 なんて夢のセッション観てみたい!  そして2019年のある日、デンバーのセルジオさんから「新しい曲を書いていないの?」とメッセージがあり、ちょうどできたばかりのメロディーを弾き語り動画にして送りました。すると3日もしないうちに歌詞

お名前入れの特典はあと1週間です!

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先行予約キャンペーンのご参加ありがとうございます! まだの方、個人4枚(卸10枚)でブックレットに名前が入る特典の申し込みは11月30日(火)23:59までとなっています!アルファベットで入れますのでセルジオのご家族や友人にも見てもらえます!卸販売希望の方は20枚でジャケット裏にロゴマークも入ります!!    

セルジオと私 第3回 西澤沙苗

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好評シリーズ「セルジオと私」、第3回は西澤沙苗さんです!   ーーーーーーーーーーーーーー セルジオに初めて会ったのは5年位前でした。 お店のドアを開けたらダンディなたたずまいのお方が。ボサノヴァの香りがしました。 うたとギターを聴くと、まさにThe Bossa Nova 。 アルバムは入手困難ということもあり、ようやく聴くことができました。 優しく静かでソフトな声と独特なバチーダのギター、曲もすてきな曲ばかりで惹きこまれました。 翌年来日時に私のライブを聴いて下さったり、私が出演していた吉祥寺にあるピアノバーにお連れしたり、少しづつ交流が始まりました。 セルジオは待ち合わせをするといつも私より、(みなさまに聞いても誰よりも)早く来ていました。それから、レディファーストの精神は恐縮する位徹底していました。 そんなセルジオも一度だけ待ち合わせに遅れたことがありました。 彼は携帯電話を持ち歩いていなかったので待ち合わせ場所や時間は念を入れて連絡させて頂いてました、が。。。 吉祥寺駅で待合わせした時。出口が複数あるので、公園口で!と約束しました。 セルジオはいつも早いので私も15分位前には到着していました。 しかし、約束の時間5分過ぎても10分、15分経っても現れず。 心配でウイリーさんに連絡してしまいました。 出口が間違えてるのかな!と思い、反対の北口に行ってみました。 そうしたら、いらっしゃっいました!いやはやほんとにほっとしました。 セルジオが指指して言うには、あれは公園じゃないの?と。 駅の北口の前にまるで小さな公園のような木々やベンチがありました。なのでこちら側が公園口と思ったそうでした。 言われてみれば公園みたいだなあ、と私も笑ってしまいました。 今回のアルバムに、2018年に一緒にレコーディングした私と内田洋子さんの曲「Voar」 を入れて頂くことになりました。前年にセルジオから、この歌を日本語で歌ってみたいので歌詞をローマ字で書いて送って欲しいとメッセージを頂きました。来日時歌ってくださった日本語歌唱もアレンジも素晴らしくて感激しました。 実現はなりませんでしたが、サンパウロ録音の新作アルバムには「Voar」も録音したいということも聞いていました。そう思って下さったことがとても嬉しかったです。 レコーディングで思い出すのは、限られた短い時間内での一発どりで

事前予約150枚突破!!

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 おかげ様で事前予約枚数が150枚を突破しました!ありがとうございます! 先行予約特典のブックレットにお名前記入(個人4枚、卸10枚)、CDケース裏面にロゴマーク記入(卸20枚)は制作の関係で締め切りが11月30日(火)となっています。あと10日間です!! ギフト等にも是非!  

セルジオと私 第2回 才木美紀子

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セルジオと私、第2回は東京・横浜を中心に活動されているシンガー/ピアニストの才木美紀子さんです!   ------------------   Calm…Gently and Softly   Sergio Augusto 、彼を知ったのは、ある日友人が貸してくれた CD 「 Bossa Nova Historia som & imagem 」からでした。これは今では入手困難とされる私のバイブル。若き日の Sergio が演奏する彼の代表曲「 Deixa pra la 」が収録されています。ご本人に聴かせたら、苦笑いしながら懐かしそうにうなづいていました。 憧れていたボサノヴィスタ、この曲を、まさか一緒に録音出来るとは夢にも思いませんでした。   Sergio はどこかブラジル人らしからぬ ( ? ) ところがあって、約束した時間より早く迎えに行ったのに、いつも彼の方がずいぶん前から待ってくれていました。 旅先でもきちんとアイロンのかかった白い襟のシャツ、かっちりしたジャケットで登場したり、食事をした時味が足りないと言って、びっくりするほど塩やスパイスを何杯もかけて、何度も首をかしげて、好みの味になるとやっと笑って食べたり。 誰かと話していても、そこで鳴っている音楽にいつも耳を傾けリズムをとっていて、大音量や強い音には黙って目を伏せていました。 自分だけの素晴らしいギター奏法があったり。 そう、レコーディングでは厳しかったです。 前述の Tomi さんの言うように、ひとつのことにとことん集中しこだわり続ける方でした。 納得のいくまで何度もやり直して、終わった後は何事もなかったようにお茶目にはしゃいだりして。   わたしが知っているのはほんの一部で、もっともっと、彼の「こだわり」は様々な面であったと思います。 こだわり、と言うと単なる頑固者のようで若干聞こえは悪いけれど、アーティスト、音楽家にはとても必要な要素だと思います。 このいくつもの「こだわり」が集中して、絶対的、圧倒的な Sergio Augusto を作っていたのだと思うのです。   「 Mikiko は自分と同じ method で歌っている。 Calm…Gently and Softly… 」 いつかそう言ってくれたことがあ

セルジオと私 第1回 Tomi

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日本から参加する4名のアーティストに「セルジオと私」というお題で寄稿頂きました。第1回はTomiさんです!  ーーーーーーーーーーーー  Sergioさんの演奏を初めて聞いたのは、 もう何年も前の東京でのイベントでした。 演奏が始まった途端、 その素晴らしさに感激してしまいました。 ギターの右手のリズムは 今までに聞いたことがないスタイルで、 唯一無二の演奏でした。 優しい声で歌われるボサノバの世界に一瞬で とりこになりました。   そんな素晴らしいSergioさんと一緒に 日本でレコーディングさせていただいた 時の事が、とても思い出に残っています。 2019年の夏でした。 レコーディングでは、Sergioさんの曲もデュエット する予定でしたので、そのリハーサルを行ったのですが、 私が歌うパートで1か所、どうしても 発音がしづらく、リズムがとりづらいところが あり、何十回もやり直しをさせられました。 はい、もう一度!はい、もう一度!!違う、もう一度。 という具合。特訓ですね笑。 でも、その特訓は私にとって大変貴重な経験であり、喜びでした。 Sergioさんのような方に稽古してもらってる訳ですから。 やっとの思いでOKを頂いたときの喜びは忘れられません。 普段はとても優しく、温和なSergioさんでしたが、 音楽に向かう時の厳しい表情を見て、 音楽家として妥協しない姿勢を教えて頂いたような気がします。   Sergioさんのアルバム、Romanceに収録する 「Tanto Canto」という曲に、日本語の歌詞を 書いて欲しいとご連絡を頂き、歌詞を 書かせていただきました。 とても頑張って日本語の練習をされていたし、 毎日のように連絡を取り合い、発音の仕方などを ボイスレコーダーで直前までやり取りしました。 私も出来上がりがとても楽しみでしたが、まさか レコーディング前に突然亡くなられてしまうとは、、。 とても悲しく、残念に思っていたのです。 でも今回、そのアルバムが発売されるとの事で 本当に嬉しかったです。デモテープが残されていて 良かった。Sergioさんもきっと空の上で喜んでくれている と思います。  

坂尾さんからセルジオ紹介メッセージ

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本作スーパーバイザーの 坂尾さんが2007年に日本盤で発売されたセルジオの『Tudo que arde, qura』に寄せたメッセージが出てきましたので再掲します。 -------------------------- サンパウロで育ったボサ・ノーヴァ  坂尾英矩   ボサ・ノーヴァと言えばリオの海岸のイメージが浮かぶ。コパカバーナを中心として発展したから当然であるが、創成期には一般市民に爆発的なヒットをしたわけではない。むしろ中南米一の大都会サンパウロにおいて大きく普及したのである。その証拠にトム・ジョビン、ジョアン・ジルベルトをはじめリオのボサ・ノーヴァ・パイオニアたちは皆サンパウロへ稼ぎにやって来たのである。   1960 年代前半、私はエドムンド・ピアノ・トリオのTV・TUPI番組に週 一回出ていたが、従業員や出演者の溜まり場となっていたレアル・バーではリオの有名ミュージシャンたちと顔を合わせることが多かった。ボサ・ノーヴァ 初期の顔ぶれの中で、リオへ引っ越さないでスターになった只一人のシンガーソングライターがセルジオ・アウグストなのである。彼はロベルト・メネスカルのグループがたむろしていたナラ・レオンのアパート一派ではなく、企業家で作詞家のルラ・フレイレのアパートに出入りしていた。ここは明け方まで人が集まるのでビニシウス・デ・モラエスが「イパネマの灯台」と呼んでいた。  常連はタンバ・トリオのベベート、ピアニストのルイス・カルロス・ヴィニャス、作曲とギターのドゥルヴァル・フェレイラ、シッコ・フェイト―ザなどの 溜まり場となっていた。その中でセルジオは、いわゆるよそ者のパウリスタであるがリオのミュージシャンから一目置かれていた。何故ならば彼のギター・リズムは独特なスイング感があってホットなビートだからである。一般的ボサ・ノーヴァのパターンとなっているクールな感じとは違う強いアクセントのノリがあるのだ。                            私がセルジオと会ったのは 1960 年代前半にサンパウロの音楽殿堂クラリッジ・ホテルのピアノ・バーであった。彼は 1940 年サンパウロ市生まれ、中学生の時ギターを習い始めて曲を作るようになった。専門はオスワルド・クルース大学工業化学科卒業のエンジニアである。 彼の代表的作品「Barq

事前予約100枚達成!!

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 10/26の告知開始からちょうど3週間、個人分、卸し販売分合わせて事前予約枚数が100枚を達成しました!ありがとうございます!! ただいま事前予約キャンペーン中です。 個人の方 1枚 消費税サービス 2枚 消費税サービス+未収録曲映像 3枚 消費税サービス+未収録曲映像+サンパウロでのライブ映像 4枚 消費税サービス+未収録曲映像+サンパウロでのライブ映像+ブックレットにスペシャルサンクスとして名前記載   卸販売の方(卸価格)  5枚 サンプルCD-R 10枚 サンプルCD-R+ブックレットにスペシャルサンクス 20枚 サンプルCD-R+ブックレットにスペシャルサンクス+ジャケット裏面にロゴマーク記載   となっています。制作の関係で個人4枚、卸10&20枚は11月末日までの受付です。 一般発売前に事前予約数が生産予定枚数に 達しましたら一旦予約終了となります。確実に入手したい方は事前ご予約をお勧めします!!            

制作スタッフ紹介

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今回の作品の制作スタッフです。ブラジルでマスタリング&プレス、ブラジル盤として制作、日本における販売品は輸入盤仕様となります。(日本語解説と帯が添付予定)   ・スーパーバイザー  坂尾英矩(Hidenori Sakao)  1950年代に渡伯、元日本外務省ブラジル領事館文化部勤務。トム・ジョビンやバーデン・パウエル、ジョルジ・ベン、エリゼッチ・カルドーゾ達と直接交流した日本におけるブラジル音楽界の最大の功労者。セルジオとは1963年以来の友人。    ・プロデューサー シェン・ヒベイロ(Shen Ribeiro)  10代の頃よりフルート奏者としてオーケストラで活動、日本留学後、尺八奏者としてブラジルで活躍。日本、ブラジルの音楽シーンに精通し本作にはプロデューサーとして参加。   ・サウンド・エンジニア カルロス・KK・アカミネ(Carlos KK Akamine)  ブラジル最高峰のエンジニア。手がけたアーティストはガル・コスタ、シコ・セーザルといった大御所からヴェロニカ・フェリアーニ、クリストファ・シルヴァ、エルクレス・ゴメスといった新世代アーティストまで幅広い。パキート&トリオ・コヘンチの『Song for Maura』でグラミー賞受賞。   ・コーディネイター(ブラジル) 鈴森静香(Shizuka Suzumori)  サンパウロ在住。日本とブラジルを音楽でつなぐSinos na Florestaを発足、ヒカルド・ヘルツの来日公演等を手掛けた。   ・コーディネイター(日本)ウィリー・ヲゥーパー(Willie Whopper)  ブラジル音楽愛好家。『リアル・ブラジル音楽』、『ボサノヴァの真実』等、ブラジル音楽に関する書籍を6冊刊行。CDライナー執筆多数。2007年セルジオの『Tudo que arde, Cura』の日本盤リリース監修。2013年頃セルジオと繋がり日本での活動のアイデア等提案してきた。 ・デザイン  にむらこうじ &グラニー・スター( Koji Nimura& Granny Star )

参加アーティスト紹介(日本人編)

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日本側から参加したのはNova Geracao世代の若手アーティスト4名。皆さんセルジオの音楽性に共感、生前のセルジオと直接交流した人達です。( 50音順、敬称略)     ・才木美紀子(Mikiko Saiki)   横浜在住。ギターとのデュオやピアノ弾き語りスタイルで首都圏を中心に活動。2019年にリリースした3枚目の作品『Nostalgia』にセルジオをゲストで招いた。 今回は日本で収録したセルジオとのデュエット曲が収録される。 ・筒井タケオ(Takeo Tsutsui)  大阪出身。ボサノヴァからオリジナル曲(NHKみんなのうたにも採用)まで幅広く活動。2015年にリリースした『Segundo』でセルジオをゲストに招き共演。同作のランサメントにセルジオを招待、セルジオの初来日に大きく貢献した。 本作には未発表曲を提供、セルジオがポルトガル語歌詞を付けて収録される。 ・Tomi(Tomi) ボサノヴァからオリジナルまで 幅広くギターで弾き語る 。首都圏を中心に九州でも活動。2015年初渡伯時に現地アーティストと録音、2017年に『Rio de Janeiro Session』としてリリース。2020年セルジオをゲストに招いたミニアルバム『Muitas das Frutas』をリリース。 今作ではセルジオの曲にオリジナル日本語詩を提供、セルジオが日本語で歌ったヴァージョンが収録される。   ・西澤沙苗(Sanae Nishizawa)  1990年代よりギター弾き語りスタイルで活動開始、ルイザォン・マイア・グループでも活動。2009年初アルバム『虹色の音』、2016年セカンドアルバム『Bossa Saudade』をリリース。首都圏を中心にオンラインでも精力的に活動中。今作では日本で収録したセルジオとデュエットしたオリジナル曲が収録される。  

参加アーティスト紹介(ブラジル人編)

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作品に参加したアーティストを紹介します。 ------------------- ・セルジオ・アウグスト(Sergio Augusto)  本作品の主役。未発表曲もあります!   ・カルラォン・アンドラーヂ(Carlao Andrade)  セルジオとは40年以上の付き合いの古い友人。『Tudo Que Arde, Cura』の録音にも参加しているマルチ・ミュージシャン。今回の伴奏トラックはほぼ彼がアレンジ/演奏している。    ・ ナタン・マルケス(Natan Marques)  ブラジルの国民的シンガー、エリス・レジーナの晩年のレギュラー・メンバーだったギタリスト。現エルメート・パスコアール・グループのピアニスト、アンドレ・マルケスの実父。 ・ルーラ・バルボーザ(Lula Barbosa)  1970年代末よりサンパウロを拠点に活躍中のシンガーソングライター。90年代のVoz&Violaoブームの一角を担った。     ・デガ・カランザンス(Dega Calazans)  70年代から作曲を始め数々のコンクールに入賞、95年に初アルバムリリース。現在は上記のカルラォン、ナタン、ルーラとBebericantoというグループで活動中。     ・カウ・ピメンテル(Cau Pimentel)  1970年代のカルト作品『Pra Quem Sabe das Coisas』に参加したことで知られる幻のアーティスト。今回は2曲の作詞で参加。